降圧剤による性欲減退について

 
高血圧の患者が血圧を下げるために服用する降圧剤にはさまざまな副作用があります。その薬の種類によっても違う副作用が出るのですが、多くみられるものが、頭痛、顔がほてる、めまいやたちくらみ、関節炎、そして性欲を減退させてしまう副作用です。これは特に男性に多くみられるもので、まず、セックスをしたいといった欲求が減退してきます。さらに、セックスに及んだとしても、一時的な性器の機能不全状態が起こるなどで、最後までセックスを果たせないこともあるようです。いわゆる勃起障害です。ただ、その副作用が起こる頻度は実際にはそれほど高いものではないようです。統計学的にみますと0.1パーセント未満であるなど、1000人に1人起こるか起こらないかといったレベルだと考えて下さっていいでしょう。性欲を減退させる副作用がある薬剤としては、発毛促進に効果があるプロペシアなどが有名ですが、その薬ほどの性欲減退の副作用はみられないと考えていいかと思います。ただし、一部の降圧剤には性欲が減退する副作用を持つ薬効成分が含まれた薬もありますので、その副作用が気になる方は医師に相談して、その成分が入っていない降圧剤を処方してもらうことが得策かと思われます。

バイアグラとの併用は危険


あと、降圧剤を服用して性欲がなくなったり、勃起が不十分になるからといって、バイアグラをのむことはやめたほうがいいです。バイアグラは血圧を軽く下げて陰茎に血を送り込むことで勃起を持続させる効果がありますので、降圧剤の効果に加えてさらにバイアグラで血圧を下げるといったことになれば、正常な数値から大きく血圧が低くなった状態になりかねません。また、降圧剤の成分による直接の副作用ではなく、降圧剤を頻繁に飲みすぎたために勃起障害や性欲の減退が起こるケースはあります。バイアグラは勃起力を高めて、勃起の状態をより長く持続させる効果はあるものの、減退した性欲を高める効果まではありません。降圧剤とバイアグラの併用はぐぐれもやめましょう。
 

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