降圧剤による食欲不振について

 
高血圧の改善のために降圧剤を服用した際に起こる副作用のひとつに、食欲不振があります。具体的に起こる症状としては、全身にだるさを感じて食欲が起こらない、吐き気や胃や胸のむかつきがあって食べようと思う気持ちになれない、何を食べてもおいしく感じられない、無理に食べようとすると気分がおちこんでしまう、食事が十分に食べられないため、体力がおちて疲れやすくなった、食事が不十分のため、体重が減ってきた、といったものです。なぜ降圧剤の服用によって食欲不振が起こるのかということですが、降圧剤の成分によって体内の消化器系内臓の機能が低下してしまいます。さらに、食欲の信号を送り出す脳視床下部への刺激が起こりにくくなるために食欲が出なくなるのです。また、胃や腸などの器官は、心理的な要因によっての影響を受けやすいものです。大きなストレスを感じると胃が痛くなるのはそのせいです。高血圧の場合もまた同様で、その心理的なストレスが食欲を減退させてしまうことになっているのです。

食欲不振を改善するには


では、その副作用による食欲不振を改善するにはどうすればよいでしょうか。まず簡単なところでは、食べられそうなものをいつでもすぐに食べられるように用意しておいたり、消化がよく、栄養価ができるだけ高いものを選ぶといったことがあげられます。食欲不振を自覚している時でも「これなら食べられそうだ」と思うのは、くだものや生野菜のように水分が多くシンプルなもの、アイスクリームやゼリー、ヨーグルトのように冷たくすっきりとしたもの、おかゆやめん類のように口あたりのよいもの、といったところです。それらの食べものを規則正しい食事の時間に食べることにこだわらず、今なら食べられそうだといった気分になった時に食べることがよいでしょう。無理をせずにすんなりと食べられるものと思われます。そのため、常にすぐ食べられる状態にして冷蔵庫に準備しておくなどをしておきましょう。また、朝起きた時に、お茶や水、ジュースや牛乳などの飲みものを摂ることで胃を活性化させて食欲を引き出すことができます。
 

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